『日本美術年鑑』は、日本国内における美術界の一年間の動向を、基本資料を収集整理してまとめたものです。昭和11年に当研究所美術部の前身である帝国美術院付属美術研究所によって第一冊が刊行されて以来、現在まで59冊が刊行されています。
『日本美術年鑑』は、各巻とも年史・展覧会・文献目録・物故者の四項目から成っており、年史・展覧会は月日順に、文献目録はテーマ分類ごとに、物故者は五十音順索引と没月日順の記事にそれぞれまとめられています。
2013(平成25)年美術界年史 美術展覧会(企画展、作家展、団体展) 美術文献目録 定期刊行物所載文献 美術展覧会図録所載文献(企画展、作家展、団体展) 物故者 | ||
2012(平成24)年美術界年史 美術展覧会(企画展、作家展、団体展) 美術文献目録 定期刊行物所載文献 美術展覧会図録所載文献(企画展、作家展、団体展) 物故者 | ||
2011(平成23)年美術界年史 美術展覧会(企画展、作家展、団体展) 美術文献目録 定期刊行物所載文献 美術展覧会図録所載文献(企画展、作家展、団体展) 物故者 | ||
2010(平成22)年美術界年史 美術展覧会(企画展、作家展、団体展) 美術文献目録 定期刊行物所載文献 美術展覧会図録所載文献(企画展、作家展、団体展) 物故者 | ||
2009(平成21)年美術界年史 美術展覧会(企画展、作家展、団体展) 美術文献目録 定期刊行物所載文献 美術展覧会図録所載文献(企画展、作家展、団体展) 物故者 |
東京文化財研究所
東京文化財研究所(とうきょうぶんかざいけんきゅうしょ)は独立行政法人国立文化財機構の下部組織。東京都台東区上野公園に所在する。日本及び東洋の美術、伝統芸能、文化財の保存科学と修復技術について基礎研究を行い、博物館や美術館などからの要請に応じて技術指導や調査を行う。また中華人民共和国、大韓民国、タイ王国、ドイツ、米国などの文化財研究機関と広く学術交流も展開している。現所長は亀井伸雄(元文化庁文化財鑑査官)。
沿革[編集]
2000年、新庁舎が完成し、旧庁舎および黒田記念館から移転、黒田記念館には展示施設が整備された。
組織[編集]
- 研究支援推進部
- 管理室
- 企画情報部
- 情報システム研究室
- 文化財アーカイブズ研究室
- 広領域研究室
- 文化形成研究室
- 近・現代視覚芸術研究室
- 無形文化遺産部
- 無形文化財研究室
- 無形民族文化財研究室
- 音声・映像記録研究室
- 保存修復科学センター
- 保存科学研究室
- 分析科学研究室
- 生物科学研究室
- 修復材料研究室
- 伝統技術研究室
- 近代文化遺産研究室
- 文化遺産国際協力センター
- 国際情報研究室
- 保存計画研究室
- 地域環境研究室
- 国際遺跡研究室(奈良文化財研究所)
黒田記念館[編集]
1924年に没した洋画家・黒田清輝(1866年~1924年)が遺産の一部を美術の奨励事業に役立てるよう遺言したことから、1928年に黒田記念館が竣工された(設計:岡田信一郎)。1930年には、同館に美術に関する学術的調査研究と研究資料の収集を目的として、現在の東京文化財研究所の前身である帝国美術院付属美術研究所が設置された。
脚注[編集]
- ^ 平成14年3月12日文部科学省告示第35号